2人目出産で3歳の上の子に準備したこと。体験談から学んだ3つの工夫と気をつけたいこと

2人目の妊娠が分かったとき、赤ちゃんに会える喜びと同時に「上の子はどうなるだろう?」という不安が押し寄せました。

3歳の子どもにとって、数日間もママと離れることは大きな出来事。特に私の子どもは嬉しいことに、寝かしつけなど身の回りのこと全般「ママがいい」がたくさんある子でした。

そのため、子どももそして私自身も少しでも安心して出産の日を迎えられる準備をしようと考えました。

ここでは、私が実際に体験して「やってよかったこと」「大変だったこと」、そしてそこから感じたことをまとめます。これから2人目を迎えるママの参考になれば嬉しいです。

目次

やってよかったこと

①入院についての流れを絵カードで説明

「ママは4〜5日病院でねんね。ねんねの時もママはいないよ」

「その間はばあばと2人でねんね。ママがいない時はばあばがずっと一緒にいて遊んでくれるよ」

「パパとママに会いたくなったら、ばあばに「さみしい。電話」って言ってね」

これらを絵カードで説明しました。

視覚的に伝えることで理解しやすくなり、子どももイメージがついたように感じました。

理解できたと感じる頃には「ママ会いたい。さみしい」と言うようになりました。

我が子は言葉の発達がゆっくりだったこともありますが、言葉だけで説明してもこちらの思うようには伝わっていませんでした。絵カードや簡単なイラスト、スケジュール表を活用するとイメージがわき先の見通しを持つことがで理解に繋がったと感じます。

②絵本で「赤ちゃんが来る」ことをイメージしてもらった

予定日が決まった頃から赤ちゃんが生まれる内容の絵本を読み聞かせました。

子ども自身も絵本の内容のマネをしたりと楽しそうに聞いてくれていました。また「ママも赤ちゃんが生まれる時は病院だよ」と話したりしていたら、出産が近くなる頃には「赤ちゃん会いたい」や「さみしいママ会いたい」と言うようになりました。少しずつ受け入れる気持ちが育ってきたと感じました。

しやくすなり年齢に合わせてにはなりますが「赤ちゃんが家族に加わるお話」の絵本を読んであげると、心の準備促すだけでなく、絵カードと同じく視覚的に伝えられるためよりイメージしやくすなりおすすめです。

③入院中に「特別なおもちゃ」を渡した

病院で働いていた時、お見舞いの帰りに泣いてしまう子どもを見かけました。退院時に頑張ったご褒美に欲しいと言ったおもちゃのミニカーが2個あり、念のため入院バッグに準備していました。

我が子も産後1日目に面会に来てくれた時は、帰りに大泣きになり、おもちゃを渡す余裕もないくらいしがみついて離れませんでした。産後2日目の帰りには、大好きなおもちゃを渡すことで、気持ちの切り替えに役立ちました。ちなみに我が子の場合はトミカでした。

3日目以降は「帰るよ時間だよ」というと用意したおもちゃの入っているバッグの前に移動してもらえるのを待つようになりました笑

私の考えたものはおもちゃでしたが、子どもの気持ちの切り替えに役立つのであれば何でもいいのだと思います。また私自身、大泣きしながら帰っていく子どもを見送るのが心苦しかったので、事前準備しました。

帰りの寂しさ対策」として、特別感のある小さなプレゼントを用意しておくと自分にとっても子どもにとっても安心でした。

大変だったこと

①言葉の発達がゆっくりで理解に時間がかかった

当時の上の子は言葉の発達がゆっくりで、どこまで理解しているのか不安でした。繰り返し伝えても「本当に分かっているのかな」と確認に時間がかかりました。

子どもの発達や性格によって理解度は様々。何度も繰り返し伝えることと、子どもがどこまで理解しているかアウトプットしてもらうことでお互いの安心につながると感じます。

②入院1日目のお見舞いで大泣き

初日のお見舞いでは、おもちゃを渡すつもりではなかったため、帰りに一緒にいられないことはわかっているけれど「ママ会いたい」とこちらの言葉が伝わらないほどの大泣きに。

私も一緒に泣いてしまい、連れ去るように帰ることになり親子で涙のお別れとなりました。

その経験のせいか、今でも「バイバイ」や「見送られること」が苦手になっています。

お見舞いに来てくれるのは嬉しい反面、帰りのつらさも大きいです。状況によっては「来てもらうかどうか」や「帰りに気持ちを切り替える工夫」を考えておくとよいかもしれません。

まとめ

2人目の出産準備は、赤ちゃんのことよりも「上の子の心をどう支えるか」にエネルギーを注ぎました。

準備してよかったことも、思い通りにいかず泣いたこともありましたが、今振り返ると大事なのは——

赤ちゃんが来ても、あなたは大切だよ」と繰り返し伝えること

どんなに準備をしても、上の子が不安や寂しさを感じるのは自然なことです。

ママ自身も「うまくいかなくても大丈夫」と思えることが、上の子にとっても安心につながると感じています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次