— 助産師として、そして一人のママとして感じたこと —
生後1〜2ヶ月ごろの赤ちゃんは、まだ眠っている時間が長く、
「どう関わったらいいのかな?」と悩むママも多い時期です。
赤ちゃんはママの声や表情をしっかり感じ取っていて、
毎日の小さな関わりが赤ちゃんの安心と発達につながっていきます。
今回の記事では、赤ちゃんの発達と毎日できる関わりのポイントに加えて、
助産師である私自身の経験もすこしお話ししながらまとめました。
助産師として、そしてママとして感じたこと

私は助産師として、低月齢の赤ちゃんとたくさん関わってきました。
ただ、病棟勤務ということもあり、どうしても母子の安全が最優先。
赤ちゃんとの関わりは「安心・安全」を軸にしたケアが中心でした。
もちろん、発達や関わり方の知識は持っていました。
でも、いざ我が子を育てるとなると——
「これでいいのかな?」
「もっとこうした方がいいのかな…」
そんな迷いや、自信のなさを感じる時期が私にもありました。
知識はあるのに、
“母としての経験値”が追いつかないような不安。
同じように感じているママもきっと多いと思います。
だからこそ私は、
赤ちゃんの発達や関わり方について改めてたくさん学び直しました。
その学びを通して、
我が子との関わりがぐんと楽しく、軽やかになりました。
「この時間が愛おしい」と思える瞬間が増えた気がします。
この経験が、
今悩んでいるママに少しでも役立てばうれしいです。
生後1〜2ヶ月ごろの赤ちゃんの発達

うつ伏せで少し首を持ち上げるようになる
短時間のうつ伏せで、ふわっと首を上げられるようになります。
筋力がすこしずつ育っているサインです。
● 2ヶ月ごろから「追視」が始まる
ママやパパの顔、おもちゃなどを目で追うようになります。
視覚の発達がゆっくり進んでいる証拠です。
● 重力に逆らって筋力が育ちはじめる
抱っこや姿勢の工夫が、赤ちゃんの姿勢づくりにつながります。
赤ちゃんと関わるときのポイント

① ママのお顔が見える姿勢で話しかける・触れ合う
お世話の中で、赤ちゃんと目が合うだけで安心につながります。
「気持ちいいね」「すっきりしたね」と短い声かけでOKです。
② 顔との距離は20〜50cm
抱っこの距離くらいの近さが、赤ちゃんがいちばん表情を認識しやすい距離。
ぼんやりした視界の中でも、ママの存在がしっかり伝わります。
③ 首を優しく支える抱っこ
首がすわる前なので、肩甲骨から首をやさしく支えて抱っこします。
体の軸がまっすぐになりやすく、発達を助けます。
④ 同じ姿勢が続かないようにする
むきぐせ・頭の形のゆがみ・体の緊張を予防するために、
首の向きを変えたり、抱っこの仕方を変えるなどの小さな工夫が効果的です。
完璧じゃなくて大丈夫。できるときに少しずつ

私自身、助産師であっても迷った時期がありました。
だからこそ、誰だって不安や迷いがあっていいと思っています。
大切なのは、完璧にやろうとすることではなく、
“できるときに、できることを少しだけ”意識すること。
- お世話の合間の声かけ
- メリーで目で追う遊び
- ふれあいながらのスキンシップ
そんな小さな積み重ねが、
赤ちゃんの安心と発達につながっていきます。
ママの声とぬくもりは、赤ちゃんにとってとても大きな存在です。
どうかあなた自身の育児も、大切に、やさしく育ててくださいね。
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