妊活中にイライラの感情が起きた時に本当の気持ちを見つける方法

どんな方も、穏やかな気持ちで過ごせる日もあれば、気持ちがどんよりしてる日もあり、さまざまな出来事やさらに女性は月経周期による心の変化もあります。

その中で妊活中にイライラの感情は起きた時の本当の気持ちの見つける方法を紹介したいと思います。ご自分にあった方法があればぜひ活用してみてください。

イライラの感情を深掘りして本当の気持ちを探そう

近年、アンガーマネージメントなどでも耳にする機会が増えてきましたが、怒りというのは2次感情です。イライラした原因を自分の気持ちがどう感じたのかに焦点をあてて深掘りして探していくと、本当の気持ちに気づくことができます。この本当の気持ちには悲しみや不安、焦りなど感情があることが多いように思います。そしてイライラは、自分の心へのダメージを和らげているのです。

妊活中はストレスは避けてなるべく心穏やかに過ごしたいと思う方も多いかと思いますが、イライラ=悪者ではないのです。自分の心を守るためのなので、イライラしても、怒ってもいいのです。

イライラした後がとても大切で、イライラする期間を短くしたり、イライラから自己嫌悪・自己否定に繋げることを避け、心地よく過ごせる方法にフォーカスするように心がけてみてください。

妊活中にイライラしてもOK!!本当の気持ちの探し方とその後の過ごし方

妊活中にイライラした場合、そのイライラを抑えるよりも、イライラを感じきってしまうことがおすすめです。理由はイライラする時間を短縮することができるからです。

イライラを感じ切った後は、本当の気持ちが隠れているので、謎解きをして見つけてあげましょう。本当の気持ちを見つけたら、本当の気持ちに対してご自分がしてあげられることをしてあげましょう。

本当の気持ちが見つからない場合もあります。その場合はからだを休めるなどしてリラックスさせてあげてください。理由は、寝たい・体調や調子が良くない・疲れているなど、からだからのマイナスサインが本当の気持ちがである可能性が高いからです。またリラックスした後に本当の気持ちが見つからることもあります。

では本当の気持ちを見つける方法と事例を紹介したいと思います。いろいろな方法があるかと思いますが、今回は1人でできる方法です。

本当の気持ちを見つけよう!!

ご自分(話す)・聞き役・謎解き役の1人3役をこなすイメージで行います。方法は難しくはないのですが、ご自分の深い部分や否定したくなるような感情と向き合うこともあるため、そういった意味では難しく感じるかもしれません。でもとてもスッキリするのでおすすめです。

下記にまとめてみました。

  1. イライラしたことや感情を誰かにお手紙を書く・メールなどを送る時のように紙や携帯電話のメモなどに書きだす。愚痴になってもOK。イライラしていることも、どんな感情が出でも、どんな出来事であってもご自己否定や善悪で判断をしないで、思った事実を書き出すことがポイント。(ご自分)
  2. 書き出した・話した内容に対して、今度はご自分が聞き役になり、優しい言葉をたくさん返してあげる。イライラしていることも、どんな感情が出でも、どんな出来事であってもご自己否定など自分を傷つける言葉をかけや、善悪で判断をしないで、「そうだったんだね。わかるよ。いいんだよ」など受け止め受け入れることがポイント。(聞き役)
  3. イライラが少しスッキリしてきたり、落ち着いてきたら思ったら、書き出した感情と返した優しい言葉を一度見返してみる。「本当はどうんな気持ちだったのか。どうなりたかったか・どうしたかったのか・どうして欲しかったのか」などを自分に質問しながら謎解きをしていくように本当の気持ちを見つける。仮説を立てるだけでもOK(謎解き役)
  4. 謎が解けた・本当の気持ちを見つけたら、自分が少しでも心地よく過ごせる方法を探して実践してあげる
  5. 謎が解きがうまくできず、本当の気持ちを見つけられない時はからだを休める・リラックスさせてあげればOK

妊活中に起きるイライラの原因の本当の気持ちの見つけ方を事例でみてみようう

イライラの原因から本当の気持ちを見つける方法を事例でみていきましょう。

事例

妊活歴2年の私うさこ。最近結婚したばかりの親友のBちゃんとランチをしに行った時、Bちゃんから妊娠報告をうけた。うさこは頭が真っ白になって言葉を失った。少し間を置いてしまったが、「おめでとう」という言葉をやっとの思いで発した。Bちゃんは、うさこが妊活していることを知っていて、気をつかってくれている様子ではあったが親友だからいずれわかるから伝えたかったとのことだった。うさこも詳しいことは聞かず、Bちゃんも詳しく話さず、別の話題へとうつりかわっていった。話題が移り変わっていってもBちゃんの会話が全く入ってこない。「なんで私は妊娠できないんだろう…。」とだんだんイライラしてきてしまった。Bちゃんとのらんちを終えて、自宅にに帰ってもイライラと自分はまだ妊娠できないという悲しい気持ちで涙が溢れてしまった。

メールや手紙を書くように感情を書きだしてみる

「私は2年間も妊活しているのに、簡単にしかも親友に先越されて本当に嫌な気持ちになったし、悲しかった。親友に「おめでとう」と言うのも、平気なふりをするのも気をつかわれてる感じも辛かった。親友の幸せそうな顔も私には気に障ってイライラする。人としてひどいことまで思ってしまった。でもそんなことを思ってしまう自分にも、素直に親友の妊娠報告を喜べない自分にも嫌気がさして、余計にイライラする。私だって妊娠した。赤ちゃんを抱っこしたい。育てたい。なんで私ばっかり上手くいかないの。….。」

聞き役になり、返していく優しい言葉を書き出す

「そんなことがあったんだね。それは辛かったね。悲しかったね。それでもおめでとうが言えて本当に頑張ったね!!人の幸せが喜べなくてもいいんだよ。無理しなくていいんだよ。うさこも人間だからイライラすることもあるし、ひどいことを考えてしまうことだってあるよ。それだけ強い思いで妊娠したいと思っているだね。そして妊活をすごくがんばっているんだね。もっと緩めてあげても大丈夫だよ。…。」

ご自分の感情と聞き役の双方を見返して謎解きスタート。本当はどうしたかったなど質問する

  • 妊娠報告に悲しかった・心が傷ついた。それなのに無理をして平気なふりをしないといけなかったことに疲れたしつらかた。
  • がんばっているのに妊娠できない悔しかった。どれは自分は授かれないかもという絶望感かもしれない。ということは現時点で私は妊娠できないと思っているのかな?!
  • 自分も気持ちにフタして親友に気を使うことが我慢になっていてきつくて辛かった。
  • 気をつかわれてすごく惨めな思いだった。私は劣っているといわれているような感じがして心が傷ついたのかも
  • 親友の妊娠・幸せそな顔をはうらやましいと思った。
  • まだ妊娠できないと思ってしまう現実と先の見えないゴールに自信もなくなり、焦りや不安も出てきたのかな。
  • etc…

本当の気持ちを見つけたら、心地よく過ごせる方法を考える・行動する

  • 妊娠したくてがんばっていることはいいことだけど、妊活のことで頑張りすぎている・我慢しすぎている・無理しすぎていることはないか考え直してみようかな。どこを緩めると少しでも心地よくできるかな。
  • 今度誰かから妊娠報告を受けた時は、自分の心を守るために何ができるかな。報告を受けたらおいしいケーキを買いに行くと?!自分に何してあげようかな。
  • 疲れた自分をリラックスさせてあげるには何ができるかな。旅行?読書?カフェでぼーっとする?!自分に何してあげようかな。
  • まだ妊娠はしていないけど、そもそもなぜ私は妊娠できないと思い込んでいるのだろうか。年齢?検査結果?体質?全ての条件を満たしていないと妊娠できないって決まりはあったのかな?!
  • etc…

事例のまとめ

こちらの内容はあくまでも一例であり、感じ方・考え方は人それぞれだと思います。また心地よく過ごせる方法についても同様で、事例では抽象的な表現でのお伝えになっています。ご自分だったらどう感じ・考え・どのように心地よく過ごすのかとこうどうしていただけるかがポイントです。

妊活中のマイナス捉えられる感情は純粋な願いがあるから感じる感情です

妊活中は穏やかに過ごしたいと思いながらも時間の経過と共にいろいろな感情が湧き上がってきたり、いろいろな出来事に直面することもあります。

その中で感じたイライラも悲しみなどのマイナスと捉えられる感情は、「妊娠したい・出産したい・子育てしたい・母になりたい」など、純粋な願いがあるから感じる感情なのです。イライラなどマイナス捉えられる感情もご自分の一部であり本当は善悪もないのです。

イライラはそんなご自分を救うための救世主で、ご自分を心を守るためにあらわれてくれます。イライラの原因の本当の気持ちを見つけることは、心が心地よい方向に向かうことができます。また次、同じような場面がに遭遇しても、以前よりもイライラも少なく、心へのダメージも少なく心地よい方向への切り替えもスムーズになります。

実際イライラしている時に、本当の気持ちを見つけるのは面倒だったり、苦しかったりもするかもしれません。ですが、ご自分を心地よい方向へ向かわせることができるのは他人ではなくご自分だけなのです。ぜひご自分の本当の気持ちを見つけてあげてください。

まとめ

妊活をされている方のお話から、妊活はからだのケアも心ケアも一緒に進めていけるといいなと思うことが多くありました。そのため今回はイライラをテーマにしてみました。この内容が妊活をされている方の参考になれば嬉しく思います。

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